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La Folle jornée de Kanazawa(3)

JUGEMテーマ:音楽
 
今更ですが・・・
最終日の翌日から出張だ何だとバタバタしていて、すっかり忘れていました。
3日目は元々クロージング・コンサートのみの予定だったのですが、時間ギリギリに音楽堂に行った 324 エル=バシャのシューマン&ショパンが運よく席が取れ、聴くことが出来ました。曲目はシューマンの「クライスレリアーナ」とショパンの「24の前奏曲」というプログラム。元々彼のピアノは好きなので、聴けたこと自体本当に感激だったのですが、やはり生は良いですね。姿勢のよい演奏から、非常に端正で透明感のある音色。淡々とした響きなので、聴く人によっては物足りなさも感じるかもしれませんが、そこがまた持ち味です。ただこの公演で残念だったのは、この2曲のプロなので、もう少し時間に余裕を持て組めばよかったので、予定よりも10分ほど押してしまい、終わっていないのにゾロゾロと次のコンサートホールの演奏めがけてお客さんが退席した事。時間配分の問題なので、もう少し考えて欲しいものです。
最後は交流ホールでの「クロージング・コンサート」。最初は小曽根真による「ショパンの主題による即興」。かなりジャズ的な雰囲気が強く、正にタイトルどおり即興的でノリが良く楽しめました。次はB.エンゲラー&井上道義/OEKによるショパンの「モーツアルトのオペラ『ドン・ジョバンニ』から[お手をどうぞ]による変奏曲」。ただ流石にエンゲラーさん、お疲れのようでした。最後は同じくショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」で、エル=バシャ&井上道義/OEKによる演奏。力の抜けた力みのない名演でした。
最後にR.マルタンも登場し、来年にプログラム「ヴィーンのシューベルト」ということで、同時代のサリエリ、ヴェーバーなどなど。本家は「ブルックナーからマーラー」ということで、主体オケや客層のなどによる違いなのでしょうか?
今年初参戦でしたが、来年以降も楽しもうと思います(もっと半券を有効利用したほうが、お財布に優しいかな・・・、けど腰痛もつらいな〜)

at 19:11, i3miura, 演奏会

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La folle journée de Kanazawa(2)

本日聴いたのは音楽堂コンサートホールで行われた最終公演のみでした。
J=J.カントロフ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア & T.ヴァシリエヴァ(vc)
 グラズノフ/ショピニアーナ
 シューマン/チェロ協奏曲イ短調oip.129
ショピニアーナは以前BBC Music Magazineの付録CDで聴いた演奏と比べると、音色の渋いというかくすみを感じさせるもの。とはいえ所々で活躍する打楽器も十分効果的。とはいえやはり弦楽器の表現力が聴き物でした。
メインのチェロ協奏曲はヴァシリエヴァの独壇場といった趣。名前は聴いたことはあるものの、CD・実演共に彼女の演奏は初めて聴きましたがなかなかの腕前。ライヴゆえの瑕疵はあったものの、非常に優美で、時に見せる力技もなかなか堂にいったものでした。
因みにアンコールは、バッハの無伴奏チェロ・ソナタ第1番から第1楽章でした。
明日はエンディング・コンサートのみ確保。結局ほとんどショパン聴かず仕舞い・・・

今日に関しては、ドゥ・ラ・サールが聴けなかったのが残念です。

at 23:39, i3miura, 演奏会

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La folle journée de KANZAWA(1)

 今年はショパンの生誕200周年ということで、「ラ・フォル・ジュルネ金沢」は「ショパン・ジェネラシオン」と銘打って、ショパンとその同時代の作曲家にスポットを当ててプログラムを構成しています。
金沢での開催は今回で3回目ですが、過去の2回は顔を出すことが出来ず、今回初めて雰囲気を味わうことが出来ました(といっても、飛び飛びですが・・・)。
5月2日に聴いたのは4つ。
10:00~10:30 音楽堂交流ホール
 IMA弦楽アンサンブル/塚田尚吾(pf)/加藤由利子(fl)
 シューマン/トロイメライ
 リスト/ラ・カンパネラ
 ジェネラシオン・メドレー
 ショパン/ピアノ協奏曲第1番から、第1楽章
11:00~11:45 音楽堂邦楽ホール
 ジャン=クロード.ペネティエ(pf)
 リスト/「パーテル・ノステル」「アヴェ・マリア」「孤独の中の神の祝福」以上「指摘で宗教的調べ」から
 リスト/「”泣き、嘆き、憂い、おののき”による変奏曲」S.180
 この演奏は、ペネティエ詩的でありながら、時にはスケール感を感じさせるピアノにただただ 圧倒されました・・・。正直あまり聴くことのない作品なのに、吸い込まれるように聴き入りました。
ここで一旦中座し、
16:15~17:00 音楽堂邦楽ホール
 ジャン=ジャック.カントロフ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア&レジス・パスキエ(vn)
 ヴェーバー/「魔弾の射手」序曲op.77
 シューマン/ヴァイオリン協奏曲ニ短調
 指揮者・ヴァイオリニスト共に好きな奏者なだけに期待十分。オケも小編成の割りに「魔弾の射手」からなかなか分厚いサウンドを聴かせてくれました。協奏曲では、僕の席からは残念ながら独奏ヴァイオリンの音があまりよく聴こえず細く感じましたが、ノリノリで弾いているのは判りました。話は全然違いますが、カントロフが出てきた時は正直誰?て思ってしまいました。昔のパーマのイメージが強すぎて、今の髪型を忘れてました・・・
最後は17:15~18:00 音楽堂コンサートホール
 金聖響指揮OEK
 シューマン/「ゲノヴェーヴァ」序曲op.81
 シューマン/交響曲第3番編ホ長調op.97 「ライン」
 マイナーな「ゲノヴェーヴァ」もよかったですが、特に「ライン」で聴かせた生命力・躍動感は圧巻でした。オケ全体が一体となって作り上げる様は流石です。
こうやって確認すると、ある程度判っていたものの、全然ショパンがない!!4日のドゥ・ラ・サールも購入できなかったし・・・。一応ショパンなんだから、もう少し聴きたいな〜。

at 09:00, i3miura, 演奏会

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D.キタエンコ指揮OEK定期演奏会

JUGEMテーマ:音楽
 
さて今回は久しぶりにコンサートです。
昨日(1月30日)行われたOEKの第254回定期演奏会に随分と久しぶりに足を運んできました。
今回は指揮者にプリンシパル・ゲスト・コンダクターのD.キタエンコ迎え、なかなか興味深い作品が並べられました。
演奏曲順に

R=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」,op.35
プーランク/オルガン、ティンパニと弦楽のための協奏曲
R=コルサコフ/スペイン奇想曲,op.34
アンコール
ビゼー/「カルメン」から第1幕への序曲

という内容でした。ソリストには黒瀬恵(org)と菅原淳(timp)が登場していましたが、菅原氏は客演扱いで、最初から最後まで出ずっぱりという活躍でした。
ということで最初の「シェエラザード」。最初この曲がクレジットされていたので、当然最後に取り上げられるものとばかり思っていたのですが、一番最初に演奏されました。この曲は岩城宏之の最後の定期でも取り上げられましたが、あの時は1stVnが10人というOEKとしてはかなり増強した編成で演奏されましたが、今回はほぼ通常編成の8-7-6-5-4という若干低弦を増強した程度の編成で挑みました。演奏は第1曲「海とシンドバットの船」から非常にゆったりとした悠揚した雰囲気を感じさせるものでした。編成が小さめなこともあり独特の響きもあり、なかなかはっとさせられる部分もありました。なかでも特筆すべきはコンサート・ミストレスのA.ヤングのソロ。色彩感豊かで艶やかさも十二分に感じられ、なかなか聴き応えがありました。第2曲「カランダル王子の物語」、第3曲「王子と王女」も非常に繊細で、編成の地位さを上手く利用した室内楽的な響きのなか音楽が構成され、透明感の高さを感じさせるうと共に、ソロイスティックな部分もなかなか聴かせるものに仕上がっていました。第4曲「バクダットの祭り〜」は一転力強く荒々しい響きを作り上げ、一気に最後まで聴かせてくれました。色彩感も豊かで管弦楽の魔術師R=コルサコフを十二分に堪能出来る仕上がりとなっていました。流石キタエンコというものでした。
次はプーランクのオルガン協奏曲。個人的にはこの曲が聴きたくて行ったのですが、少々物足りなさが残ってしまいました。問題はテンポ設定。先の「シェエラザード」同様に遅めのテンポ設定でじっくりと音楽を作り上げていくのは良いのですが、少々間延びした感じが感じられ、またプーランクの持つ色彩感・というものが犠牲になっている印象が否めないものとなっていました。とはいえ、ソリストお二人は非常に真摯に作品と向かい合っているのが判り、好印象を持ちましたが・・・。このあたりは指揮者と作品の相性なのかもしれません。
プログラムの最後は再びR=コルサコフで「スペイン奇想曲」。この作品も非常にゆったりとしたテンポで一音一音かみ締めるような作りで、各ソリストの技量も十二分に堪能できました。また色彩感の非常に豊かで、情感を強く感じさせるものとなっていました。クライマックスも正に怒とうのサウンドで堪能できました。
アンコールのカルメンも言うことありません。
久しぶりに生で演奏を聴きましたが、非常に充実した内容で楽しい一夜を過ごせました。
今回の一夜は全曲CD録音されたようですが、発売が楽しみです。

at 09:27, i3miura, 演奏会

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OEK、震災復興記念チャリティーコンサート


2007年7月7日に行われた、オーケストラ・アンサンブル金沢のコンサートに行ってきました。今回はタイトルのように能登半島沖地震の震災復興支援ということで、収益金を寄付する名目のチャリティーコンサートでした。
指揮者に金聖響、ソリストに菊池洋子さんを迎えてのオール・ブラームス・プロで、前半はピアノ協奏曲第1番、後半は交響曲第2番という内容で、現在進行中のブラームス/交響曲全集の一環として録音も行われました。
まずピアノ協奏曲第1番から。OEKの演奏会で行われるのは初めて?でしょうか。演奏会で聴いた記憶がありません。この曲の冒頭というと重厚かつ押し出しの強さが前面に出やすい物ですが、今回はオケの編成等もありどちらかというと中低音域が中心のあまり重厚さを感じさせない出だしで、力みの感じられないものでした。ピアノが出てくるまでかなり長い時間がかかりますが、その間も非常に音楽的なものでした。ピアノも非常に明晰なものでパリッとした響きが印象的でした。第2楽章も非常に美しい演奏で、オケ部分も特に弦楽器が主体の部分は充実していました。第3楽章は非常にリズムのしっかりした演奏で躍動感が感じられる演奏でした。オケ・ソリストともになかなか白熱した演奏でした(ただ、演奏後のしつこいブラヴォーは正直興ざめでしたけど・・・)。
次はメインの交響曲第2番。第1楽章からこの作品のもつ牧歌的な雰囲気が非常によく感じられました。全体に遅めのテンポ設定だったような気がしますが、非常に自然な感じでした。ただ所々出てくる金管にバランスには少々違和感を覚える箇所もあったのも事実です。続く第2楽章は非常に長閑で伸びやかな演奏。弦楽器主体の部分では非常にうっとりとするような瞬間も感じられました。第3楽章も短いながらも細やかな表現が際立っていました。第4楽章もなかなか充実した演奏で、活き活きとした切れもあり色彩感も豊かな演奏でした。
冒頭のプレトークでも話がありましたが、OEKにとってブラームスは意外にもあまり演奏されていない作曲家ということもあり所々煮詰まりきれていない箇所も感じられましたが、全体を通して非常によい演奏でした。


Johannes Brahms
/Konzert für klavier und orchester Nr.1 d-moll,op.15*
encore
/Walzer,Nr.39,op.15**
/Symphonie Nr.2 D-Dur,op.73***

Kim Seikyo/Orchestra Ensemble Kanazawa(*.***)
Yoko,Kikuchi(pf/*/**)

at 08:41, i3miura, 演奏会

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高関健指揮名古屋フィル、オネゲル/交響曲第3番ほか


4月21日に愛知県芸術劇場で行われた名古屋フィルの第335回定期演奏会に行ってきました。こちらで単身赴任を始めて半年以上も経つのになかなか聴きに行く機会がなく、今回が初めての名フィルです。と言うことで愛知県芸術劇場も今回が初めてだったのですが、座席数1800席と言う割には小ぶりな印象を持ちました。
エントランスに入るとオケのメンバーの方が挨拶をしていて、非常に親近感を持ちました。
また席は音響が判らず、思わず安いオルガン席を買ってしまったのですがやはり音響的には失敗しました。
演奏曲目は下記になります。
Benjamin Britten
/Sinfonia da Requiem,op.20
Franz Joseph Haydn
/Symphonie NR.100 G-Dur,Hob.I-100
/Konzert für Trompette Es-Dur,Hob VIIe-1*
Arthur Honegger
/Symphonie n°3 "Liturgique"

Ken Takasaki/Nagoya Philharmonic Orchestra
Matthias Höfs(tp/*)

「交響曲の父とその末裔」といタイトルで、真ん中にハイドンの作品を置き、その前後にブリトゥンとオネゲルの作品を置くというなかなか興味深いプログラムでした。
最初のブリトゥンの鎮魂交響曲。個人的に非常に好きな作品の一つです。非常に緊張感の強い演奏で、一本筋の通ったなかなか聴き応えのある演奏でした。高関氏の棒の捌きも鮮やかで非常に良かったです。久しぶりにフル・オーケストラを生で聴きましたが、OEKとはまた違った醍醐味がありますね。
2曲目はハイドンの交響曲。最初のブリトゥンでは指揮棒をもって指揮をしていましたが、ハイドンの2曲は指揮棒なしでの演奏でした。久しぶりに大編成のハイドンを聴きましたが、聴きなれていないせいか少々違和感がありました。とは言えメヌエットで聴かせる音色の柔らかさはなかなか絶品でした。他の楽章も非常に活き活きとしたもので聴いていて非常に楽しいハイドンらしい演奏でした。
次はソリストにM.ヘフスを迎えてのトランペット協奏曲。明るく伸びやかな音色を聴かせ、リズムの切れも充分堪能できました。
最後はメインのオネゲルの交響曲で再び指揮棒を持っての演奏。個人的にはこの曲聴きたさに行ったコンサートででした。第1楽章冒頭から重量感のある大変緊迫感のある演奏でした。苦悩の表情と言うのが上手く出ていました。座席位置の関係で少々打楽器の音色は強すぎバランスの悪かったのは残念でしたが。次の第2楽章も非常に切り詰められた感じの演奏でその中にも美しさが感じられました。第3楽章も非常に重厚な音楽で最終のクライマックスに向けて音楽が進んでいく過程が手に取るように判るような演奏でした。最後まで緊張感が途切れることがなく大変聴き応えがありました。
考えてみるとCDを含めても名フィルの演奏と言うのは初めて聴いたような気がしますが、なかなかレヴェルの高い演奏で大変満足出来ました。何とか機会を作って再び聴きにいきたいです。

at 21:00, i3miura, 演奏会

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P.シュライヤー指揮OEK、バッハ/ヨハネ受難曲

2007年3月17日に石川県立音楽堂で行われたOEK第218回定期演奏会(フィルハーモニー・シリーズ)を聴きにいきました。
今回は2005年2月にバッハの「マタイ受難曲」で歌い振りを行ったP.シュライヤーの指揮によるバッハの「ヨハネ受難曲」でした。マタイやミサ曲に比べると正直あまり聴く機会のないこの曲ですが、2年前の名演を彷彿とさせるような名演を今回も体験することが出来ました。
今回のコンサートは通常よりも1時間早く18時から始まり、第1部・第2部が休憩なしで演奏されました。シュライヤー氏は今回も暗譜で指揮をしており、流石この作品を熟知していると言うことを感じさせました。
今回演奏されたのはプレトークによると4つのヴァージョンがあるうちの最終の4版を基本に演奏していると言うこと(オーボエ・ダモーレは手配できなかったと言うことでした)でしたが、どちらかというと重厚さよりもキビキビとしたテンポを取った若々しさを感じさせるものでした。もうシュライヤー自身は歌うほうは引退したと言うことで、今回福音史家を歌ったのはA.ユデンコフというロシア人の歌手だったのですが、非常に若々しく劇的な歌唱(表現力)で、この作品の持つ魅力と言うものを十二分に表現していました。彼以外の歌手陣もイエス役の多田羅迪夫をはじめとして、非常に若々しさを感じさせるもので清潔感を感じさせるものでした。合唱も近年の演奏に比べると規模が大きいもので、この作品の持つ劇性を表すにはぴったりでした。
休憩無しで約2時間の長丁場でしたが、時間を感じさせることなく緊張感がずっと持続した非常にレヴェルの高い演奏でした。
残念なのはいつも思うのでが、終演後すぐに拍手をする人がいること。確かに凄い演奏を聴いた後に拍手をしたくなるのは判りますが、曲によっては余韻に浸りたい作品もあるのでもう少し考えてほしいものです。

Johann Sebastian Bach
/"Johannes-Passion",BWV 245

Peter Schreier/Orchestra Ensemble Kanazawa
Alxander Yudenkov(Evangelist),Michio Tatara(Christ)
Soon-Dong Kwon(Pilatus),Yulia Korpacheva(sop)
Kaori Ikeda(alt)
Orchestra Ensemble Kanazawa Chorus(Masatoshi Sasaki,Joko Ando)

at 11:34, i3miura, 演奏会

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T.ツェートマイアー指揮、OEK第217回定期演奏会

遅くなりましたが、去る2007年3月4日に行われたオーケストラ・アンサンブル金沢の第217回定期演奏会(マイスター・シリーズ)に行ってきました。
今回は元々ヴァイオリニストとしてデビューし、現在では指揮者としても活躍しているT.ツェートマイアーの指揮&弾き振りによるハイドン&モーツアルトという久しぶりのオール古典というプログラムでした。2005年のシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭にOEKがレジデント・オーケストラとして出演しており、彼とはその時以来の競演になります。
まず1曲目はハイドンの交響曲第104番「ロンドン」。第1楽章冒頭の序奏から非常にゆったりとしたテンポで開始され、スケールの大きさを感じさせるものでした。その後も非常に密度の濃い引き締まった音楽を展開させていました。続く第2楽章はコントラストのはっきりした音楽でメリハリが利いていました。第3楽章はかなり速めのテンポ設定でスピード感溢れる、非常に華やかな音楽を聴かせました。最後の第4楽章は第1楽章同様にゆったりとした序奏から始まり、非常にしっかりとした主部以降となかなか密度の濃い音楽を聴かせてくれました。
次のモーツアルトの協奏交響曲では、ツェートマイアー氏の弾き振りに加え、ヴィオラ奏者のR.キリアスさんが登場しました。彼らは室内楽でも共演しているということもあるのでしょうが、非常に息の合ったどちらかというと室内楽的な音楽作りをしていました。こちらも第1楽章からゆったり目のテンポ設定で非常にしっかりとした音楽作りをしていました。続く第2楽章はどちらかといえば弱音の部分を強調した楽章で、非常に雰囲気のある音楽でした。最終第3楽章はスピード感溢れる颯爽とした音楽で、流麗かつ華麗な音楽を聴かせてくれました。ツェートマイアー氏は流石という出来でしたが、キリアスさんも非常に安定した技巧の持ち主でした。
最後は再びハイドンの交響曲で第99番でした。この曲がメインを務めるというのは珍しいのではないでしょうか?プレトークではOEKでは演奏自体が初めてということでした(彼自身も今回この曲を取り上げるのが初めてということでした)。あまり聴いていない曲なのですが、第1楽章からなかなか流麗な音楽作りでなかなか奥行きのある音楽でした。第2楽章も非常に濃厚な音楽作りでした。第3楽章は非常に軽快な音楽でメリハリの利いた音楽作りでした。最終第4楽章も密度の濃い演奏で、表情付けが多彩でなかなか楽しい音楽でした。
久しぶりにこういう古典一色のプログラムでしたが、よい意味でOEKの持ち味が発揮されたコンサートだったと思います。

演奏曲目は下記になります。
Franz Joseph Haydn
/Symphonie Nr.104 D-Dur,Hob.I-104 "London"*
Wolfgang Amadeus Mozart
/Symphonie concertante Es-Dur,K.364**
Franz Joseph Haydn
/Symphonie Nr.99 E-Dur,Hob.I-99*

encore
Ludwig van Beethoven
/3 Satz:Symphonie Nr.8 F-Dur,op.93

Thomas Zehetmeier(cond/* & vn/**)/Orchestre Ensemble Kanazawa
Ruth Killius(va/**)

at 13:49, i3miura, 演奏会

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井上道義氏、OEK音楽監督就任記念コンサート


昨年6月13日の岩城宏之音楽監督(現永久名誉音楽監督)の死去から空白になっていたオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の音楽監督に先月1月10日に井上道義氏が正式に就任しましたが、その就任記念演奏会が今日2月25日に石川県立音楽堂にて行われました。
まさに会場はお祝い気分一杯という雰囲気で、会場には補助席も多数用意され当初は立ち見で聴いている人もいる程の盛況振りでした。
今回のプレトークは石川県立音楽堂の洋楽監督である池辺晋一郎氏から挨拶があり、いつも同様に駄洒落を交えながらの楽しいお話の中に井上道義氏の紹介もありました。
最初の曲目は、OEK及び井上氏は登場せず、東京楽所の演奏による舞楽「萬歳楽」の演奏でした。ステージ中央に演舞台が置かれ、その右側に雅楽団が配置されました。こういう機会でもないとなかなか見る機会がないので、非常に興味深く見ることが出来ました。
次からは井上氏とOEKも加わり、石井眞木の聲明交響兇演奏されました。1995年作曲この作品は今回初めて聴きましたが、和と洋の融合の作品で非常にインパクトのある作品でした。冒頭は雅楽のみによる演奏なのですが、すぐにホール脇の出入り口から声明パート?(と書くと少々違和感がありますが)の人たちが入場し、ホール中央部分で声明を発し始めます。その後オケが加わり彼らもステージ上に移動するのですが、その後は舞楽も加わり萬歳楽が演奏されます(因みにオケパートは舞台左側)。サウンド的に如何にも彼らしい作品で、繊細さとダイナミックさの融合した内容で、なんとも不思議な感じがしました。
最後はモーツアルトの交響曲第39番。この作品は岩城氏とOEKの第1回定期演奏会でも演奏された曲です。対抗配置による演奏で第1楽章から古楽器奏法も採り入れた非常に軽やかで勢いのある演奏でした。両端楽章がなかなか魅力的な演奏でした。如何にも彼らしい表情豊かな演奏で、楽しいことこの上ないといった面持ちが感じられました。
アンコールでは同じくモーツアルトの「フィガロの結婚」序曲が演奏されました。ここでは故岩城氏の奥様、木村かをりさんも会場においでになっており、ステージ上からミッキーが「結婚生活はどうでしたか?」などとふる場面もありました。
これで正式に井上音楽監督のスタートと言うことになりますが、岩城氏とはまた違った意味で良い関係が築けるのではないかと感じさせる演奏内容でした。それにしてもこの指揮者はステージに立っていて本当に華のある指揮者だと感じました。
因みに今回のコンサートは地元の酒造メーカーである小堀酒造が協力しており、その絡みもあり来場者全員に「井上道義氏音楽監督就任記念」ラベル付の萬歳楽(小堀酒造の日本酒ブランド)小瓶が振舞われました。

最後に本日の演奏曲目です。

舞楽「萬歳楽」*
石井眞木
/聲明交響**
W.A.モーツアルト
/交響曲第39番変ホ長調K.543***

井上道義指揮オーケストラ・アンサンブル金沢*.**
東京楽所(雅楽&舞楽*・**)
比叡山延暦寺法儀音律研究部&天台聲明研究会(声明**)

at 00:26, i3miura, 演奏会

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G.ピヒラー&S.ブーニン、OEK第211回定期演奏会

11月10日の演奏会には行けなかったのですが、今回は連休が取れたので久しぶりに金沢に戻りOEKの演奏会に行ってきました。今回のソリストはS.ブーニンでした。今考えても凄かったブームが1985年ということで、もう20年以上も前の事になり、そういった経緯もあってかどうも彼の演奏というものを避けていた部分があり今まで何度も来日(来沢)をしていたのに、一度も聴く機会がありませんでした。
で、今回(11月22日)の演奏曲目は下記になります。
Frédéric Chopin
/Valse n°6 en ré bémol majeur,op.64-1*
/Valse n°7 en ut dièse mineur,op.64-2*
Wolfgang Amadeus Mozart
/Konzert für klavier und orchester Nr.23 A-Dur,K.488*.**
encore
Franz Schubert
/Importus B-Dur,op.142-3,D.935*
Franz Schubert
/Symphonie Nr.6 C-Dur,D.589**
encore
Franz Schubert
/Intermezzo Nr.3 auf "Rosamunde"**
という内容でした。ブーニンというピアニスト、あの訳のわからないブームのあったのが1985年ということで、もう20年以上も前の話になるんですね。その後何度も来日(来沢)をしていたのに、何故か聴く機会が無く今回初めて生で聴きました。
オケのコンサートのアンコールではなくプログラムでソロの曲があるのはなかなか珍しいと思いますが、今回はショパンのワルツが2曲演奏されました。演奏は非常に劇性の強く強鞭なタッチの演奏で、頻繁に使用されるペダルとも相まってかなり個性的な演奏。この演奏を聴いて、改めてピアノは打楽器なんだと思ってしまうくらい力強いダイナミックな演奏でした。
次はモーツアルトのピアノ協奏曲第23番。この演奏はオケの特徴(柔らかめの響き)とソリストの特徴が少々ミスマッチの感じが気になりました。とは言え第3楽章で聴かせる推進力はなかなかの物でした。全体にかなりストレートな表現でありながらも、かなり個性的な演奏でした。
そういう中でブーニンのピアノで一番良かったのが最後のアンコールで聴かせたシューベルトの即興曲だったかもしれません。シューベルトらしい歌心も聴かせながら、非常にドラマティックで雄弁な演奏を聴かせてくれました。
休憩の後はメインのシューベルトの交響曲第6番。この作品がメインになることはなかなか無いかもしれませんが、なかなか良い演奏でした。ピヒラーが振ると、いつも一本ピンと筋の通った演奏を聴かせてくれますが、今回はそれにプラスをしてトランペットとティンパニを強調した演奏で、なかなか力強い演奏になっていました。冒頭から激しい演奏で、第2・3楽章も非常にメリハリの聴いた演奏で、推進力も良かったです。もともとの曲の持つ表現にしつこい部分があるこの作品ですが、なかなか立派な演奏でした。
久しぶりに定期演奏会に出かけましたが、なかなか変化に富んだ楽しい演奏会でした。

at 12:08, i3miura, 演奏会

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